「ホームベーカリーで焼いた手作りパンの保存はどうするのが正解なんだろう?」
「焼いた後の粗熱を冷ます時間はどれくらい?」
「常温や冷凍、どっちがおすすめ?」
せっかく美味しく焼いた手作りパン、上手に保存して翌日も美味しく食べたいですよね。
そこで本記事では以下の内容をまとめました!
本ページでは食パンやプレーンな成形パンをホームベーカリーで焼いた時の保存方法について解説しています。
パン屋さんで紙袋に入れてもらったパンの保存方法については別記事で解説していますので合わせてご覧ください。
Contents
夜焼いた手作りパンの保存は常温でいい?
ホームベーカリーで焼いた焼きたてパンは、しばらく常温で冷まして粗熱を取ってからビニール袋に保存します。
できるだけ美味しく食べるため、パンを食べるタイミング別におすすめの保管方法をご紹介します。
パンを焼いた翌日に食べる場合
手作りパンを翌日に食べるなら、保存は基本常温でOK!
手作りパンは防腐剤が入っていないので、消費期限は常温で2~3日程度だと言われます。
ですが、おいしさのピークは焼いたあと水分や香りが安定する、6時間~半日後。
夜焼いたパンは翌日の朝食べるのが一番おいしい食べごろになりますね^^
それ以上保管する場合や食べきれず残ったパンは、おいしい状態をキープするため冷凍保存がおすすめです。
焼いたパンを数日保存する場合
手作りパンはカビが生えなければ2~3日は日持ちしますが、おいしく食べるおすすめは翌日まで。
焼いた数日後以降に食べる予定のパンは冷凍しておきましょう。
パンは水分が蒸発しないようラップに包み、ジップロック等に入れてしっかり密閉。
冷凍庫に入れておけば1か月程度は日持ちします。
・成形パンの場合も一つずつラップに包むとしっとり感が長持ち
パン専用の保存袋という便利グッズも販売されています。
におい移りやカビを防ぎやすい素材の袋で、常温でも冷凍でも鮮度を保って保存することができます。
洗って再利用できるので、お家でパン作りをする方は1つ持っておくと重宝しますよ!
焼きたてパンを冷ます時間はどれくらい?
さて、焼いたパンの保存環境については分かりました。
焼きたてパンは「しばらく常温で冷まして粗熱を取ってからビニール袋に保存」と説明しましたが、
「しばらく冷ます」ってどれくらい?
「粗熱を取る」ってどの程度?
ってところがいまいち分かりにくいですよね。
そこで、焼きたてパンを冷ます時間の目安をご紹介します。
粗熱を取るってどれくらい?
焼きたてパンの粗熱が取れる程度とは、パンが少し温かいなと感じる40度程度。
ちょっと意外じゃないですか?
蒸気で蒸れてしまいそうだからと、しっかり冷ましてからビニール袋に入れたくなりますよね。
実はホームベーカリーのパンは、保存料が入っておらず固くなりやすいので、水分を閉じ込めてあげた方がしっとりやわらかさが長持ちするんです。
少し温かいなと感じる程度まで冷めたらビニール袋に入れて封をして置いておきます。
つまり、夜焼いたパンをそのまま朝まで放置しておくのは長すぎ。
水分が飛んで乾燥しすぎて、おいしく食べられるピークを過ぎてしまいます。
粗熱が取れるのは、20℃の室温で焼いた後1時間ほどが目安です。
小さいパンや冬場の寒い部屋なら30分くらいでも十分かなと思います。
お皿やクッキングシートの上に置くと底面が蒸れて湿ってしまうため、網の上で冷ましましょう。
冷凍保存する場合
冷凍する場合は、完全に冷めてから冷凍庫に入れます。
②封をしてパンが完全に冷めるまで常温に置く(焼成後約2~3時間)
③食パンの場合スライスするならココ(冷めてから)
④冷凍庫に入れる
温かいまま冷凍庫に入れてしまうと冷却ムラができたり傷みやすいので、しっかり冷ましてから入れましょう。
食パンをスライスする場合は、中が温かいと上手くカットできないので完全に冷めてから切るときれいに切りやすいですよ。
まとめ
についてご紹介しました。
手作りパンは焼いてから約1時間程度、常温で粗熱が取れたらビニール袋に入れておきましょう。
消費期限は2~3日ですが、おいしさのピークは6時間~半日ほど。
数日後以降に食べる分は冷凍しておいしいままキープしておくのがおすすめです。
冷凍庫に入れる場合は、パンが完全に冷めてから入れましょう。
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