アイドルやキャラクターグッズの推しアイテムやトレカ等を入手する方法の一つとして、X(旧Twitter)などのSNSでグッズ交換・トレカ交換する方法が広まってきていますよね。
個人間でやりとりをして条件交渉し、交換する方法です。
ただ、個人間でグッズ交換取り引きをするため
「全く知らない人に差出人の住所を教えたくない」
「匿名配送ができないのは怖い」
「本名やPayPayアカウント名など個人情報がバレるのに抵抗がある」
という心配がありますよね。
そこで、X(旧Twitter)などの個人間のグッズ交換で住所を教えたくない時におすすめの匿名配送方法を4つご紹介します!
②グッズ売買アプリ:アズカリ
③ヤマトの匿名配送オプション
④対面手渡し
また、以下の2つの方法も匿名配送ができる方法として利用されることがありますが、おすすめはできません。
・メルカリ
郵便局留めとメルカリがおすすめできない理由もご紹介しています。
最悪の場合、罰則もあるので活用しようとしていた方は要チェックです。
本名を教えたくない・差出人の住所を知られたくないという方は是非ご活用ください。
Contents
個人で匿名配送できる方法①PayPayフリマアプリを利用する
PayPayフリマアプリでは、個人間で匿名配送ができる「グッズ交換機能」を提供されています。
X(Twitter)などSNSでグッズ交換取り引きした相手に住所を教えたくない場合、個人が匿名で配送できる最もおすすめの方法はPayPayフリマアプリです。
PayPayフリマ上で欲しいグッズの交換募集をすることができます。
PayPayフリマのメリット
PayPayフリマでグッズ交換をするメリットです。
・宛名書き不要で手続きが楽(QRコード発行)
・全国のコンビニで24時間発送手続きが可能
・利用料が安い(送料込み一律209円)
・商品を自宅で受け取れる
・SNSシェア機能もあるため、Xでの募集も可
・配送中のトラブルに仲介企業が対応してくれる
特筆すべきメリットは、価格メリットが大きいこと。
交換に特化した機能のため「最低出品価格」の設定がありません。
メルカリや次に紹介するアズカリは最低出品価格を設定し「売買」を目的としています。
一方、PayPayフリマグッズ交換機能では「交換」のため送料(ネコポス)+手数料の一律209円しかかかりません。
通常ネコポス送料は385円なのでヤマトで自分で匿名配送するよりも安く抑えられますね。
また、XなどのSNSで募集内容をシェアすることができます。
いつも通りXで募集して配送手続きが楽になるだけなので、初めてでも負担が少なく始めやすいです。
仲介会社を介してきちんと進めるので、個人間の取引で心配な詐欺などのトラブルも起こりにくいと言えますね。
PayPayフリマのデメリット
PayPayフリマでグッズ交換をするデメリットです。
・トレカ・チケットの高額転売など一部グッズは対象外
・相手にもアプリに登録してもらう必要がある
PayPayフリマのグッズ交換は、利用料金一律固定でネコポスしか利用できません。
A4サイズ(縦31.2cm×横22.8cm)で厚さ3cm以内、重さ1kgまでに収まらないグッズは別の方法で交換する必要があります。
また、以下の商品は取引が禁止されています。
・サイン入りグッズ
・ポケカ等高額なトレカ
これら以外の通常のグッズであれば交換が可能です。
iOS版のみ対応だったPayPayフリマですが、2023年11月にAndroid版もリリースされました。
これから利用者も増えると予想され、個人間でグッズ交換をするならPayPayフリマは一番おすすめできる匿名配送方法です。
PayPayフリマを使うなら、Yahoo・LINE・PayPayのサービスがお得になるLYPプレミアムがおすすめ。
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個人で匿名配送できる方法②アズカリアプリを利用する
「アズカリ」というスマートフォン向けアプリで、匿名配送をすることができます。
アズカリとは、仲介業者を通して匿名で個人間での支払い・配送ができるアプリです。
PayPayフリマアプリでは送れない大きいサイズのグッズ交換や、片方から譲渡・販売するなら、預かりがおすすめ。
アズカリのメリットとデメリットを解説していきます。
アズカリのメリット
アズカリでグッズ交換をするメリットです。
・宛名書き不要で手続きが楽(QRコード発行)
・全国のコンビニで24時間発送手続きが可能
・配送料が安い(ネコポス180円~)
・宅急便など大きいサイズも可
・取引金額3000円以下の場合、手数料無料※
・商品を自宅で受け取れる
・配送中のトラブルに仲介企業が対応してくれる
アズカリは、本名・住所・支払い口座などの個人情報を相手に教えることなく、完全匿名での取引が可能です。
ヤマトの配送サービスと連携していて、メルカリやフリマアプリのようにコンビニでQRコードを発行し、簡単に荷物を発送することができます。
他の匿名配送方法と比べても大きいメリットは、配送料が安いこと。
最安でネコポス180円での発送が可能です。
取引金額3000円以下の場合、特に手数料はかかりません。
全国のファミマ等から発送できるため忙しい会社員でも活用しやすく、商品を自宅で受け取れるのも嬉しいですね。
個人間取引のトラブルで起こりがちな、未払い・ドタキャン・急な音信不通などのトラブルも未然に防げる仕組みになっているので安心して取引ができます。
配送サービスとしてはヤマトの匿名配送を利用しているので、ヤマトやメルカリを利用したことのある人は慣れた手続きで発送できるでしょう。
普通にヤマト配送を使うのと比べると、この取引保障をしてくれるところがアズカリの大きなメリットです。
アズカリのデメリット
アズカリでグッズ交換をするデメリットです。
・最低料金300円で出品する必要がある
・3001円以上の取引の場合、手数料がかかる
アズカリで取り引きをするためには、お互いにアズカリアプリをインストールしている必要があります。
アプリの登録費用や月額費用は0円で簡単にできるので、相手にアズカリの登録を提案してみるといいですね。
最低料金300円からの出品が必要で、お金のやり取りなしの物々交換はできません。
体感的にはメルカリの匿名配送を利用しているのと似ていますね。
ただし、メルカリをするなら圧倒的にアズカリの方をおすすめします(理由は記事後半に解説しています)。
また、取引金額が3001円以上になると、550円~取引手数料がかかります。
個人間でグッズ交換するケースでは高額な金額に設定することはないと考えられるので、特に気にしなくてもいいデメリットだと言えますね。
つまり、アズカリアプリでグッズ交換をしたい場合、送料込みで最安480円で取り引きができるということです。
ネコポスサイズならPayPayフリマの方が安く抑えられるので、アズカリは大きいサイズのグッズ交換をしたい時に向いています。
個人で匿名配送できる方法③ヤマト運輸
ヤマト運輸のスマホ配送サービスでは、匿名配送が可能です。
コンビニ受け取りを希望する方におすすめの方法です。
親バレを防ぎたいなど自宅に届けてほしくない方はチェックしてください。
ヤマト運輸のスマホ配送サービスでグッズ交換するメリットとデメリットをご紹介します。
ヤマト匿名配送のメリット
ヤマト運輸スマホ配送サービスでグッズ交換をするメリットです。
・宛名書き不要(QRコード発行)
・かかる費用は配送料のみ
・全国のコンビニで24時間発送手続きが可能
・商品を自宅で受け取れる
・コンビニ受け取りが可能
ヤマト運輸のスマホ配送サービスでは、本名や住所などの個人情報を教えずに完全匿名で商品を配送できます。
小さい商品(A4厚さ3cm以内)の場合、全国一律385円のネコポスが最も安いです。
全国のセブンイレブンやファミマから発送できるため、忙しい会社員でも活用しやすいですね。
ヤマトでしかできないメリットは、コンビニ受け取りができることです。
ただし、コンビニ受け取りの対象は「宅急便」「宅急便コンパクト」などで、「ネコポス」では利用できないので注意してください。
>>グッズ交換でコンビニ受け取りをする方法で具体的なやり方を解説しています。
ヤマト匿名配送のデメリット
ヤマト運輸スマホ配送サービスでグッズ交換をするデメリットです。
・匿名配送オプション110円がかかる
・コンビニ受け取りにすると配送料が高くなる
ヤマト運輸スマホ配送サービスの匿名配送サービスはLINEアカウントを使用します。
とはいえ、LINEアカウントを使用するといっても、匿名を希望する場合、お互いのLINEを教えあう必要はありません。
匿名配送オプションを使用することで、お互いのLINEがバレることなく、荷物を発送することができます。
ただし、匿名配送オプション代(110円)がかかってしまうのがデメリットです。
ヤマトでネコポスで匿名配送すると、最低でも495円がかかります。
また、コンビニ受け取りにしたい場合、宅急便か宅急便コンパクトしか使えないため配送料は高くなります。
>>グッズ交換でコンビニ受け取りをする方法についての詳細はこちら。
個人で匿名配送できる方法④手渡し
相手に名前や住所を教えたくない場合に使える、最もアナログなグッズ交換方法は対面手渡しでの交換です。
メリットとデメリットをご紹介していきます。
手渡しのメリット
対面の手渡しでグッズ交換をするメリットです。
・送料などがかからないため、近場で取引相手が見つかると費用面では一番お得になる可能性がある
・発送手続きや梱包の手間がない
対面で会うことに抵抗がない場合は、最も手軽でお得な交換方法だと言えるでしょう。
本名や住所などの個人情報を教える必要がなく、発送の手間や送料がかからないのがメリットです。
手渡しのデメリット
対面の手渡しでグッズ交換をするデメリットです。
・居住地域が知られる
当然ですが、対面交換は顔と居住地域は知られます。
知らない人と初めて会う場合は、相手の顔も分かりません。
待ち合わせ場所を決めて、分かりやすい服装を事前にお互い伝え、現地で交換します。
これらに抵抗がなければ、対面手渡しは手軽な匿名交換方法になりますね。
匿名配送におすすめできない方法は?
郵便局留めとメルカリは、住所を教えず郵送できる方法として一部の方で利用されています。
しかし実は、匿名配送方法としておすすめはできません。
その理由を解説します。
郵便局留め
郵便局留めとは、郵便物を自宅まで配送してもらわず、郵便局で受け取れるサービスです。
郵便局で留めてもらえるため、名前や住所を記入せず匿名で配送できる方法と誤認されているんですよね。
しかし、郵便局の規則では、受取人の名前と住所は記載することになっています。
実際には、双方の合意で
・住所は書かずに本名のみ記載
して配送しているケースがありますが、郵便局のルールには反するため郵便局で受け取り拒否されることもあるようです。
なので本当は、郵便局留めは匿名配送ができるかというとちょっとグレーです。
交換相手によっては取引を拒否される可能性もあることは理解しておきましょう。
それでも
「親バレしたくないから郵便局で受け取りたい」
「安いから利用したい」
という方は、>>グッズ交換を郵便局留めでする方法をご覧ください。
メルカリ
個人で匿名配送するために一定数利用されているのが、メルカリ便(匿名配送サービス)を活用する方法です。
ただ結論から言うと、メルカリでのグッズ交換はおすすめしません。
実は、交換・半交換(譲渡)はメルカリの規則で禁止されています。
当サイトで実施したアンケートで話を聞いたところ、規則を知らずにメルカリで交換していることが多いようですが、バレた場合は罰則もあります。
この記事を読んでくださっているあなたには、メルカリでの交換は控えることをおすすめします。
本記事で紹介している①アズカリか②ヤマトなら同じヤマト配送システムなので、メルカリと同じ感覚で匿名配送が可能です。
詳しくは>>メルカリでグッズ交換する方法の記事にもまとめています。
取引相手からメルカリ交換を提案された場合は、代替案と一緒に提示してみましょう。
まとめ
個人がX(旧Twitter)などでグッズ交換をする時におすすめできる匿名配送方法を4つをご紹介しました!
PayPayフリマ | アズカリ | ヤマト | 手渡し | |
サイズ | ネコポス サイズのみ※1 | ①ネコポスサイズ ②宅急便コンパクト ③宅急便 | ①ネコポス※2 ②宅急便コンパクト ③宅急便 | 制限なし |
利用料 | 一律9円 | 取引3000円以下 0円 3000円以上条件あり | 匿名配送料 110円 | なし |
送料 | 一律200円 | ①180円 ②550円 ③880円~ | ①250円 ②650円~ ③935円~ | 交通費 |
利用条件 | 0円交換可 一部対象外グッズあり | 最低出品価格 300円 取引金額600円~ | なし | 対面 |
トラブル対応 | ○ | ○ | × | × |
※2 ヤマトのネコポスは2023年10月から順次廃止
郵送でA4、厚さ3cmに収まるサイズのグッズを送りあうなら、PayPayフリマが一番安く便利でおすすめです。
大きいサイズならトラブル対応・保障のあるアズカリがおすすめ。
対面に抵抗がなければ、手渡し交換が最も手軽で費用が抑えられるでしょう。
ルールを守ってお互いに気持ちのいい取り引きができるといいですね。
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